幸せな結末

Happy End

恋はみずいろ

毎日書こうと思って始めたわけだけど、少し滞ってしまった。別に嫌になったわけじゃあない。むしろ書きたいことは次々湧き出てくるんだけどさ、いざパソコンに向かうと何も書けなくなってしまうんだよね。そういうのってわかるかい? もちろん、更新できなくなっていたのはそのせいだけじゃなくて、単純に忙しかった。冗談抜きで。まぁ、普通に生活してる人からしたらまだ暇な方だと思うんだけどね。なんというか、精神的にさ。あと、個人的に思うのだけれど、4月ってのは時間の経過がとにかく遅い。桜が咲いて散るのはあっという間なのにね。
本が好きな人なら気付いているかもしれないけど、今日の文章は「ライ麦畑でつかまえて」のホールデン・コールフィールドの真似なんだよ。厳密に言えば、訳した村上春樹の文体の真似、ということなんだけど、つまり、今日僕はこの本を買ったということなのさ。まだ数ページしか進んでいないのに、もう影響されちゃってる。まったく笑っちゃうよね。さらに少し前の話をすると、ここのところ、フリッパーズ・ギターの「カメラ・トーク」にすっかりはまっちゃってさ。3月にNHK-FM渋谷系特集があったり、その他のいろんなきっかけがあって夢中になったんだよ。本当に素晴らしいアルバムだと思う。で、昨日かな、普段あまり行かない本屋に入ったんだよ。あ、その前に、最近できたタワーレコードクロディーヌ・ロンジェの再発盤――渋谷系アーティストが影響を受けたと思われる――が出てないかチェックしに行ったんだった。結局無くて、なにせタワーレコードといえど狭いところだからね、それでその同じ(あまりぱっとしない)ショッピングモール内の本屋になんとなく入ったんだよ。本当に、なんとなく。でもこれが大正解だったね。なぜかっていうと、毎号欠かさず立ち読みするミュージック・マガジンのバックナンバーが並んでて、それだけでも有難いのに、なんとそこには渋谷系関連のものが置いてあったんだ。渋谷系特集、コーネリアスフリッパーズ・ギター。その他にも、くるりとかムーンライダーズとかあったけど、もうびっくりしちゃって、だって、そんないいタイミングってあるかい? そこで僕が思ったのは、ちょうど小沢健二のオペラシティコンサートがやっていたからで、それを考慮した素晴らしいスタッフがいるんじゃないかなってこと。もしかしたら、NHK-FMを聴いていたかもしれない。いずれにしても粋な計らいで、即座にこれは僕のためにここに置かれているんだ、とさえ思ったよ。運命を感じたんだ。渋谷系特集号とフリッパーズ・ギター号を買ってとても満足して帰ってきた。クロディーヌ・ロンジェは置いてなかったけど、それ以上に良い収穫だった。そしてその中で、フリッパーズ・ギターの「カメラ・トーク」を久しぶりに聴いて、「ライ麦畑でつかまえて」の新訳を読んだ時に感じた気持ちを思い出した、なんて音楽評論家が書いてるわけ。しかも似たようなことを、違うライター2人がだよ! さらに、新しい訳をつけているのが村上春樹。僕が最も好きな作家の一人だ。1番といってもいいかもしれない。なにせ長編はほとんど全部読んだからね。むしろ他の作家はあまり読んでいない。僕はきっと、この人の音楽、または文学が好きだ、と思ったら、とことんその人の作品にどっぷり浸かりたい、と思う傾向にあるらしいな。うん。それは広く浅く作品に触れる人より、健全な触れ方だと思う。作品を理解するには、やっぱり時間をかけなくちゃわからないと思うからね。もちろんそれは、それだけ時間をかける価値のあるくらい密度の濃い作品だな、と判断した場合の話だけどね。話が逸れてしまったけど、とにかく「ライ麦畑でつかまえて」を今すぐ読まなきゃいけないと思ったから、すぐ買ったんだ。大切に読もうと思っている。
おっといけない、気付いたらこんなに書いてしまっていたよ。明日はちょっと頑張らないといけないことがあるので、多少の緊張感を持ってベッドに向かうとしよう。それじゃあまた、近いうちに。

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