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碧落

毎度のことで恐縮だが、また乃木坂46の話題から始めなければならない。西野七瀬をセンターに据えた8thシングル「気づいたら片想い」は、とてもいい曲だ。「水玉模様」、「バレッタ」と同じ路線の昭和歌謡第3弾、と結論付けるにはあまりにも気が早い。インターネットではフランソワーズ・アルディさよならを教えて」~荒井由実「まちぶせ」と関連付けている書き込みを見つけたが、たしかになるほどなと思う。「おいでシャンプー」はシルヴィ・バルタンだったし、どうやら乃木坂の気品高い雰囲気はフレンチ・ポップのイメージと結び付けられがちなようだ。その方向性は全然悪くない。むしろ歓迎したい。ただこの「気づいたら片想い」は、BPM120程度で静かに高鳴る鼓動を思わせる四つ打ちビートを刻む、エモーショナルなダンス・ミュージックとも言える。「バレッタ」は速すぎたが、これは踊れる。矢継ぎ早に繰り出される早口なAメロ、Bメロのソロ(orデュエット)回しは、見せ方によってはライブのハイライトともなるべきパートだ。おそらく日付変わって今日MV解禁となるはずで、そのダンスにも注目したい。ただこういう曲は「制服のマネキン」のようにシンプルに踊ってるだけのMVの方がより曲の良さを引き立たせるものだと思うが(実際「制服のマネキン」は乃木坂のYouTube再生回数でトップを走っている)、またドラマ仕立てになっているらしい。乃木坂は演技いけるよってことを、そこまでアピールしたいのだろうか。そんなことはドラマや舞台でやればいいこと。歌詞については、ベタといえばそれまでだが(西野カナが書いていてもおかしくない)、なーちゃんがセンターであるということを考慮に入れた際、この歌詞の良さがわかる。内に秘めた気持ちは強いが、それ故の脆さを併せ持つ主人公。まさになーちゃんではないか。結果、おそらく最後の"純正"乃木坂メンバーで放たれる8thシングルは、かなりいい出来だと思います。
まぁ、組閣でいろいろ騒がしいけれども、長い目で見ようという気になっている。アイドルグループの寿命は、そう長くはないけども、短くもない。少なくともあと3~5年は活躍できる。今回の組閣も歴史の1ページとして懐かしがれるようになると信じている。

曽我部恵一の「碧落 -へきらく-」を毎日聴いている。ここまで真っ直ぐ、心に降りてくる曲は久しぶりだ。リアル・エステイトの新譜はやはりいい作品だった。そして昨日、現代のバート・バカラックorキャロル・キングと言える曲書き、クリストファー・オウエンスの新曲を聴いた。素晴らしい。アルバムいつかな。



今日はあの人に会えたから、少しだけ気分がいいんだ。

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