幸せな結末

Happy End

日傘の蔭

ザ・バンドを筆頭とした、芳醇なアメリカーナの香りを漂わせながら僕の前に現れたバンドのデビュー作は、即座に今年のベストアルバムになったし、最近2〜3年の中でも最高のアルバムのひとつになった。
僕ははっぴいえんどにも、サニーデイ・サービスにも世代的に間に合わなかった。でも俺達の世代には森は生きているがいる。
はっぴいえんどのファースト・アルバムを意識したと思われる、セルフ・タイトルを持つこのアルバムのランニング・タイム、約40分は、一瞬たりともダレるところがなく、かと言ってずっと緊張しているわけでもない。再生してからの40分間は、ただただ白昼夢の中にいるような感覚を味わうことができる。すべてが聴きどころだと思うが、やはりB1の「ロンド」の後半部分がハイライトだろう。先日渋谷のライブで観た時も、決して多くはないオーディエンスは、はじめこそ大人しく見ていたけど、だんだん熱がこもってきて、途中から掛け声なんかも入ってきて、高まった。そして「ロンド」の後の「日傘の蔭」にみる、『風街ろまん』における「花いちもんめ」的立ち位置。この曲の浮遊感あるオシャレなコード感が好きだ。岡田拓郎のボーカルもいい。
ベーシックにあるのはやはりザ・バンド、はっぴいえんどあたりのアメリカン・ロックであるが、沢山の楽器の音がレイヤーとして重なって、ひとつのドリーミーな音像をつくっているあたりは、むしろ『ペット・サウンズ』に近い印象を受けた。岡田拓郎はきっとブライアン・ウィルソンフィル・スペクター並に音にこだわりのある音楽家だと思う。将来的に、メジャー会社の予算を贅沢に使って、ソロとしても最高の作品を作ってくれるんじゃないだろうか。


生駒里奈の卒業アルバム写真の原石感、すごい。やっぱ生駒ちゃんはセンターに相応しいよ。乃木坂は生駒ちゃんのためのストーリー、といってもいいんじゃないか。しかしなーちゃんの動きはいちいち可愛いな。顔もかわいいけど、全体的な雰囲気がいい。ゆったんの小動物的な動きも元気出るな。「乃木ここ」面白いな。ていうか、メンバーにカメラ持たせて他のメンバー適当に撮ってるだけで十分楽しめるんですよね。移動のバスの中とかずっと見ていられる。ust配信とかすればいいと思う。もしくはブログに動画のせられるようにするとかね。携帯のムービーでいろいろ撮ってるだろうし。
今現在の推しメンはひめたんです。